First Crop Coffeeは、コーヒーを育てるコミュニティに還元していくために、またコーヒー豆が農園からロースターに渡るまでの目に見える繋がりの実現を叶えるためにメルボルンに設立された生豆会社です。

コーヒー産業では持続可能という言葉をよく使いますが、私たちにとって「持続可能」が意味することは、生産者コミュニティに「あなたが育てたコーヒーを今年も来年もそしてその翌年も購入します」と約束することです。 それは生産者達に彼らが育てた商品を必ず売ることができる自信を与え、彼らは予算を立てコーヒー栽培に投資をすることができ、結果的にコーヒーの品質は自然に向上します。

また私達はC marketの価格を利用して農園からコーヒー豆を買いません。これによって私達と関係を築いている農園は毎シーズン公正に対価が支払われ、利益を出すことができ、農園を持続していくことができます。オークションシステムを利用するケニアではオークションを通して農園から購入していますが、可能な農園については直接購入しています。

毎シーズン同じコーヒー農園と取引をし、長期の取引を行うパートナーシップを築くことは、「コーヒー生産を安定させ、コーヒー豆の品質の向上やサプライチェーンのさらなる透明性」につながります。私たちと生産者の間で生産のコストと価格設定をオープンに対話し続けることができる関係は、さらなる関係の構築を促しています。